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2021 / 03 / 28 02:18
仔羊のナバラン風煮込みについて
4年ほど前でしょうか? ジビエの蝦夷鹿をコースのメイン料理として投入しました。
初年度はやはり、そこそこ敬遠されました。2年目はそれほどでもなく、
3年目になると「ああ、コレコレ」みたいに認められはじめました。
いまでは秋口になると・・・「鹿はいつぐらいからやるの?」と
問い合わせが来るまでになりました。
素晴らしい材料を手に入れられるおかげなのですが、
肉の「クセ」と「風味」は紙一重でありまして、
食べこんでいくうちに慣れていくものでもあります。
その風味は、鶏・豚・牛にはない独特のもの・・・
それこそが、肉の「個性」であり
肉文化を柱とするフランスの料理の美味しさだと思うのです。
長くなりましたが・・・(笑)
仔羊のナバラン風煮込み。想定したよりも好評を得ております。
小学生のお子様がソースまで拭ってあったりして皿が超キレイに・・・。
食べられるのか心配していたのを安心させてもらいました。
それとこの煮込み、ワインとの相性の幅が広くてさらに楽しめます。
ボルドーの白がおすすめですが、赤でも良くワリと何でもいけそうです。
来年はキャレ・ダニョーいけるかな? まだロティは早いかな・・・?